昨日お客様から、素敵なお話とプレゼントをいただきました。
いつもお世話になっているお客さまなのですが、
とても温かい気持ちになって、感動してしまったので、ご紹介させていただきます。(もちろんお客様の許可をいただいています)
下記写真の木「はるにれの木」のお話です。


この「はるにれの木」というのは、見に行くのではなく、
逢いに行く木なのだそうです。
以下は少しお客様の文章を使わせていただきます。
(もちろん許可はいただいています)
ドラマのある木なんですよね。
樹齢130年以上、十勝川の河川敷に生きている木。
一度は、河川工事の為、伐採の危機もあったそうです。
当時、十勝川は氾濫すると、馬さえ流され、あの木の周りにもたくさんの木があったそうです。
でも、そこで牛を放牧していた酪農家の方が、
「あの木の下で、牛たちが草を食んだり、昼寝をしたり・・・
牛たちが大好きな木だから、切らずに残して欲しい。」
と、町役場に掛け合って、残された木です。遠くから見ると、1本の木に見えますが、2本の木なんです。
2本の木が、1本化した木です。私は、あの距離が好きなんですよね・・・
ぴったりくっついている訳でもなく、離れすぎている訳でもなく・・・
ちょうど、やさしさとか、おもいやりが入る距離。
支えあうように寄り添って、バランスのいいあの姿。
広く、厳しい大地の中でしっかりと根を張って生きている姿。ただの大きな木ですが、私にとってはとても大切で、特別な木なんです。私が、写真を撮るようになった、きっかけの木です。
以前、あの木の写真を撮っていた、(故)浦島甲一さんにお逢いした時、
宝物を頂いたんです。「これは、あなたに!」と
あの木の折れた枝で作った、キーホルダーのヘッド。
町の文化財に指定されたあの木は勝手に切る事ができません。
折れた枝は一度はすてられたそうですが、もともと時計職人で手先が器用だった浦島さんが、その枝を譲り受けて作った物です。
私の大切な宝物です。
今日も、あの木に逢いに行って、あいさつして、その破片をそっと くっつけて・・・ 本当に、感動しました。木のストーリー、そしてまた浦島さんとの
ストーリー、私もこの木に出会いたいとも思いました。
このようなストーリーに弱いです、そして感動してしまいます。
本当に、もっともっと多くのお話をお聞かせ願うことを約束させて
いただきました。
基本的にはネットショップですが、ご来社して商品をご購入していただく方も多くいらっしゃいます。
人との出会いから、大切なものが生まれます。
いつかもっともっと大切家が多くの方に知っていただいて
大切家の何周年かのパーティをぜひみなさんの共にさせて
いただきたいというのが夢の1つでもあります。
まだまだ1周年ですが、これからも頑張ります。
頑張る勇気が沸いてきます。
またこのお客様からは、貴重な「紫アスパラ」をいただいてしまいました。
とてもおいしくて、初めての味でした。
全然違いました、一言で言うと「甘くて、おいしいんです」
下記がその写真です。


うれしい限りです。